- Violin/Conductor
- Takumi Komoriya
- 小森谷巧
- 両親の手ほどきによりヴァイオリンを始める。桐朋学園音楽科ソリスト・ディプロマ・コースを経て、ウィーン国立音楽大学に留学。その後、英国に渡る。徳永二男、ヨゼフ・スーク、イフラ・ニーマンの各氏に師事。
ロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリン・コンクール、ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリン・コンクール等で特別賞、シェリング賞などを受賞し、英国を中心に欧州で活躍。雑誌「The STRAD」で好評を得る。英国王立音楽院にて演奏ディプロマを首席で獲得し、帰国。
帰国後、東京交響楽団の首席コンサートマスターを経て、1999年に読売日本交響楽団コンサートマスターに就任、楽団史上最長となる24年にわたり、その大役を務めた。2023年4月より愛知室内オーケストラのソロ・コンサートマスター兼アーティスティック・パートナー、2024年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団ゲストコンサートマスターを務める。
国内の音楽祭にも頻繁に招かれており、毎夏行われるサイトウ・キネン・オーケストラ公演には20年以上、参加している。ソリストとしては、東京を中心に定期的にリサイタルを行い、常に高い評価を得ているほか、読売日本交響楽団、東京交響楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団などとも協演した。
2006年にルートヴィッヒ弦楽四重奏団、2008年にザ・グランド・トリオを結成するなど、室内楽奏者としても活躍、小森谷巧ストリングスを率いて、NHK大河ドラマ「光る君へ」の劇中音楽制作にも参加している。これまでに、ギュンター・ピヒラー、ネルソン・フレイレ、ジャン・ワンなどとも共演を果たす。
近年は指揮者としても本格的な活動を展開し、主に古典派の作品をレパートリーの核に据え、多くの弦楽アンサンブル、室内オーケストラを指揮している。クラシカ・ハヤマのスパークリングオペラ 「ラ・ボエーム」や仙台フィルハーモニー管弦楽団の「名曲トラベル」コンサートで好評を博した。2025年は愛知室内オーケストラで指揮デビューを予定している。
現在、昭和音楽大学および大学院教授、椿音楽教室名誉講師。アンサンブルHIMUKA音楽監督。
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