- 福本茉莉は現代を代表するオルガニストの一人である。目下、主要なオルガンの数々で精力的に演奏活動を繰り広げ、世界の様々なコンサートホールに招聘されている。ソリストとして、著名なオーケストラ(京都市交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、スロヴァキア放送交響楽団、セゲド交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)などと協演、2020/21 年のシーズンには、ポーランドのヴロツワフ国立音楽フォーラム(NFM)のアーティスト・イン・レジデンスを務めた。
12 歳でオルガンを始め、2005 年に東京藝術大学に入学、2012 年に第7 回武蔵野市国際オルガンコンクール優勝、2013 年に第62 回ニュルンベルク国際オルガン週間オルガンコンクール(ドイツ)およびオットー・シュテーテラウ財団ロータリー奨学金コンクール(ドイツ)優勝、2014年には更にイタリアのダニエル・ヘルツ国際オルガンコンクールおよびアガティ・トロンチ国際オルガンコンクールでの優勝が続く。2017 年と2018 年にはドイツのノイブランデンブルク・コンサート教会オルガンコンクール、オランダのヤン・ピータースゾーン・スヴェーリンク国際オルガンコンクール、そしてスロヴァキアで開催された東欧国際音楽祭「アレグレット・ジリナ」で相次いで受賞した。
2014 年にナクソス・レーベルから幅広い様式が盛り込まれたデビューアルバムを発表。2022年には、パスカル・ロフェ指揮、NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団とのCD「シコラ:オルガンと管弦楽のための《オリヴァ協奏曲》他」(Anaklasis)が発売された。2024年秋にシュターデのフス/シュニットガー・オルガン(ドイツ)で録音された最新のソロCDがリリース予定。
2019年から2023年までヴァイマール・フランツ・リスト音楽大学にて教会音楽科常勤講師として、オルガン実技、オルガン即興演奏そして通奏低音の教科を担当したほか、2022年から2024年までドレスデンの聖母教会において、空席オルガニストの首席代理を務めた。2024年10月よりオルガン演奏実技の特任教授として、ベルリン芸術大学にて後進の指導にあたっている。
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